24日 1月 2018
 離婚の慰謝料は「相手が離婚理由となる行為をしたこと」「そのせいで夫婦の関係が破たんしたこと」への精神的苦痛に対して支払われます。この請求の対象は、離婚原因を作った配偶者だけでなく、配偶者の浮気相手に対しても可能です。過去の裁判でも、配偶者の浮気相手への慰謝料請求を認めています。...
19日 12月 2017
 離婚の際に慰謝料を請求する場合、慰謝料の金額はどのように決まるのでしょうか? 実は、慰謝料の金額に決まりはありません。協議離婚では、夫婦の話し合いによって自由に決めることができます。話し合って決めた金額で、お互いの気がすむのであればそれでいいのです。...
12日 12月 2017
 慰謝料とは、相手がした行為によって精神的苦痛を受けた場合に「感情を慰める」ために支払ってもらうものです。離婚の際に必ず支払われると誤解している人もいますが、単に性格が合わないといった理由では請求できません。また、夫から妻に支払われるものと思われがちですが、離婚の原因を作ったのが妻であれば、妻から夫に支払うことも当然あります。...
02日 12月 2017
今回は、離婚とお金の問題について触れていきたいと思います。 婚姻生活を送るとき、日常の生活費、交際費など必ずかかる生活費のことを、法律では「婚姻費用」と呼んでいます。夫婦には婚姻費用を分かち合う義務があり、夫婦関係が悪化していたり、離婚に向けて別居していたとしても、その義務を怠ることは許されません。...
25日 11月 2017
@婚姻を継続しがたい重大な理由があるとき@ 「法律で認められる離婚理由」、このテーマは今回が最後となります。 これまで紹介してきた4つの離婚理由だけでは、裁判で扱える離婚問題は限られてきます。 しかし後述する理由を認めることで、様々な理由の離婚が認められるようになります。...
18日 11月 2017
@重い精神病にかかり治る見込みのないとき@ 配偶者が、夫婦が助け合って生活していく義務を果たせないほどに重い精神病を患った場合には、離婚の理由として認められることがあります。...
11日 11月 2017
@3年以上生死が分からないとき@ 配偶者と音信不通になってから3年が過ぎ、生死も分からないときには離婚を求めて裁判を起こすことができます。最後にいつコンタクトしたかを、電話の通話履歴やメールの履歴、消印付きの手紙等で証明します。また、相手を探す努力をしたことを示すため、警察に捜索願を出したことが分かる受理証明書が必要となります。...
04日 11月 2017
@夫婦の義務を怠ったとき@ 離婚理由の2つ目は「悪意の遺棄」です。 民法では婚姻関係にある夫婦に3つの義務を定めており、これを故意に怠ることを法的に悪意の遺棄と言います。 夫婦の3つの義務とは、①同居義務、②扶助義務、③協力義務を言います。...
26日 10月 2017
@配偶者の不貞行為@ 裁判で離婚するには理由が必要となります。法律で認められた離婚理由がなければ、離婚は認められません。 では、法律で認められる離婚理由とは何でしょう?? 法律では5つの離婚理由が認められています。 1つ目は、「配偶者に不貞な行為があったとき」です。 離婚理由の多くはこれにあたるのではないでしょうか。...
18日 10月 2017
前回の「離婚後300日問題」に関連して、今日は女性の再婚禁止期間のお話です。 男性は離婚後すぐに再婚できます。 一方、女性の場合、離婚後100日以内の再婚は認められていません。 これを再婚禁止期間といい、「前と今の夫どちらも子どもの父親になり得る」という父性推定の混乱を防ぐためのルールであり、民法733条に規定されています。...

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