昨今「3組に1組が離婚している」なんて言われてますが、皆さんの周りにも離婚を経験された方がいるんじゃないですか??
ちなみに私の周り(友人)には、離婚経験者が5組います・・・
皆さんご存知のとおり、離婚をするには離婚届を市区町村役場に提出するという手続きが必要です。「離婚」とは法律上の手続きの一つなのです。
法律上の手続き? 何か条件があるの??
そうです! 離婚をするには絶対にクリアしなければならない2つの条件があるのです。
1つめはお互いに「離婚に合意」することです。
日本の憲法では結婚にはお互いの合意が必要と定めており、それを解消するときも合意が必要とされています。
離婚したいからと言って、一方的に別れることはできません。
離婚したい側にとって、相手にいかに離婚に合意させるかが重要になるのです。
2つめは、未成年の子どもがいる場合は「子どもの親権者を決める」ことです。
親権者とは、簡単に言うと離婚後に子どもの養育について責任を持つ人のことです。
これまでは夫婦が共同で子どもを守り育ててきましたが、別れた後にはどちらがその役割を果たすかを決めなければいけません。
離婚届にも親権者を記載する欄があり、未成年の子がいる場合には、親権者の名前を記載しないと離婚届は受理されません。
「離婚の合意」と「子どもの親権者」。この2つは離婚手続きの上で重要な要素であると同時に、「揉めるポイント」でもあります。
冷静に話し合いを進めることが大切ですが、共通の知人や専門家を介すのも1つの方法ですね。